利用者の声

当団体(MCR)を利用された方からの声を掲載しております。

親御さんからの声(A県在住)

質問1.利用されたきっかけと、決め手を教えてください。

きっかけ:こどもの高校のスクールカウンセラーの先生から勧められたこと。

決め手:不登校はもちろん、ひきこもりの状態であっても、家庭訪問をお願いできそうな点。

質問2.利用されたことで、悩みや不安が解消されたことがあれば教えてください。

 定期的に家族面談をしていただけることで、こどもの状態をより客観的に判断できそうになったこと。

質問3.オススメポイントや、相談や連絡を迷われている方に向けてのメッセージをお願いします。

 状況によって、不登校やひきこもりは、長期化する場合もあります。そんなときに、定期的に相談に乗ってもらえたうえ、必要とあれば家庭訪問もお願いできるMCRは心強い存在です。現在はコロナ禍でオンライン形式が多い様ですが、家族向けのセミナーもあり、似た境遇の方と情報交換できることも、有難いです。

親御さんからの声(B県在住)

質問1.利用されたきっかけと、決め手を教えてください

 息子は高校で不登校となり、そのままひきこもっています。

誰とも交流せず、外に連れ出そうとしても拒絶する息子が心配で、夫婦だけで病院や公的機関などに相談しましたが、どこでも本人を連れて来るようにと言われ、途方にくれていました。 

そんな時、ひきこもり支援団体の紹介サイトでMCRを知り、思い切って相談メールを送りました。

親だけでも相談を受け入れて貰える事と、訪問支援がある事が嬉しいです。

質問2.利用されたことで、悩みや不安が解消されたことがあれば教えてください。

 最初は夫婦だけでの家族相談という形で始まりました。MCRにたどり着くまで、あちこちで「本人を連れて来ていただかないと」と言われ、どこからも見放された気持ちでいたので救われる想いでした。

やがて訪問支援が始まり、息子が年齢の近い支援者の方と交流できているのが心から有難たくホッとしています。

訪問が始まるまでは伸び放題だった髪を散髪に行ったり、訪問日は自室を掃除するなど、外からの刺激の大切さを感じています。

質問3.オススメポイントや、相談や連絡を迷われている方に向けてのメッセージをお願いします。

 息子には発達障害(アスペルガー症候群)があり、人とのコミュニケーションが難しいため、支援対象として敬遠されてしまうのではと、最初相談メールを送った時はお返事がもらえるかとても心配でした。

返信メールを頂けた時は本当に嬉しかったです。

あの時MCRに相談メールを送って本当に良かったと思います。

ご本人からの声(C県在住)

質問1.利用されたきっかけと、決め手を教えてください。

 高校時代から勉強に集中できなくなり、ADHD傾向があると診断を受けました。なんとか卒業はしましたが、大学入試はうまくいきませんでした。予備校に通うも、やはり夏には通うことが出来なくなりました。次の年に大学に合格はできましたが、どうしても通うことが出来ず苦しんでいました。母の提案でMCRのカウンセリングを受けることにしましたが、乗り気ではありませんでした。ただその時、他に選択肢はありませんでした。

 

質問2.利用されたことで、悩みや不安が解消されたことがあれば教えてください。

 はじめは期待していませんでしたが、年代の近い同性のカウンセラーと毎週対面で会い、振り返りをすることで、自分の感情の動き、行動のちょっとした変化にも意味があることを共有できると、安心と少しの自信となっていきました。目標の大学卒業を果たし、就活中も内省が役立ち、無事内定を手にすることが出来ました。まだ、カウンセリングを継続しています。もう無理をしたくないので。

 

質問3.オススメポイントや、相談や連絡を迷われている方に向けてのメッセージをお願いします。

 家族の関係の問題で苦しんでいるのなら、外の専門家にその苦しみを開くといいと思います。カウンセリングの場で語ったことはその場から漏れることは、決してありません。安心して安全のなかで内省することで、新たな家族の形が見えてくると感じました。カウンセリングを継続することで、思い込みを疑う経験が出来ました。違う視点を持てると、選択肢が増えます。楽になります。

利用者の方からの許可を得て掲載しております。