トラウマセラピー・ひきこもり相談専門

カウンセリングオフィス connect

NPO法人メンタルコミュニケーションリサーチでは、2017年4月からカウンセリングオフィスconnectを立ち上げました。connectは、トラウマケア、不登校・ひきこもり相談を専門としたカウンセリングオフィスです。

 

【トラウマとトラウマケア】

〇 トラウマとは

辛く苦しい体験によって生じた心の傷が癒されずに残ってしまう状態のことを「トラウマ(torauma)」といいます。

トラウマは事件事故、災害、ドメスティックバイオレンス、児童虐待、いじめ、ハラスメントなどの社会的に大きな出来事によって生じることもあれば、日常的な友人関係や家族関係での誤解やすれ違い、社会体験に伴う挫折体験や孤立体験によっても生じます。トラウマになるかならないかは出来事そのものよりも、その人が置かれた状況の中でどのようにその出来事を体験するかによって変わるため、出来事に関わらず辛さや症状が残る可能性があります。

 

〇 トラウマの影響と不登校・ひきこもり

トラウマが残ることによって、再体験症状、回避症状、過覚醒症状、解離症状、身体化症状などが表れます。

 ・再体験症状・・・トラウマ体験を今この瞬間に繰り返し感じる

          (フラッシュバック、当時の考えや感情が巡るなど)

 ・回避症状・・・・トラウマ体験に関連する事柄や苦痛を避ける

          (思い出すことを避ける、特定の場所や人を避けるなど)

 ・過覚醒症状・・・過剰に覚醒した状態が続く

          (眠れない、途中で目が覚める、苛立つ、過剰に驚く)

 ・解離症状・・・・トラウマに対する身体の防衛反応

          (ぼーとする、身体や自分がないような感覚、記憶がないなど)

 ・身体化症状・・・器質異常のない身体的な症状が起こる

          (偏頭痛、胃痛、吐き気、身体が動かないなど)

その他、人に対する信頼感を失ったり、自分自身に価値を感じられなくなったり、先々に肯定的な見通しを持つことが難しくなることが往々にしてあります。そして、トラウマによって心のゆとりが消え、通常であれば対可能な問題が起きても対処することが困難になり、さらに傷つきを増す場合もあります。

不登校・ひきこもり状態はひとりひとり多様ではあるものの、トラウマによって他者への不信感や不安が強まるために周囲との接触を強く避けたり、困難な状況や物事に直面することに対して対処できる感覚が低下しているが故に、ひきこもり状態が続いていることが考えられます。今後はこの領域において研究が進んでいく必要があるでしょう。

 

〇 トラウマからの回復

トラウマケアでは、適切なトラウマケアを行うことによって、トラウマが再処理され、上記の症状が改善されることを目指します。改善に伴い、その人が症状を抱えずに自分らしく生きることができるように支援します。

トラウマからの回復にあたって大切なのは、その人のリソース(resource:資源)です。ここでいうリソースとは、肯定的な記憶のことを指し、その人の持っている長所や頑張った経験、支えてくれる人や物の存在、好きなこと、大切にしていることなどが当たります。そのため、トラウマケアではリソースに気付くこと、触れること、増やすことがとても大切になります。

 

〇 様々な最新のトラウマケア

[1] EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法)

 EMDRは1989年に開発され、PTSD(Post Traumatic Stress Disorder:心的外傷後ストレス障害)に対する効果が確認されている心理療法です。PTSDに対する実証研究以外にも、様々な精神衛生問題に対して応用が広がっており、世界各国で使用されています。

 EMDRでは、トラウマ記憶に対して一定の手続きに基づきながら両側性刺激という交互刺激を行うことにより、適応的な情報処理を促していきます。これはレム睡眠時に起きる情報処理を起きている状態で起こすものであると仮定されており、比較的苦痛が少なく、短い期間でトラウマのケアが進むことで注目されています。アメリカ心理学会や国際トラウマティックストレス学会でも推奨されている治療法です。

[2] ブレインスポッティング(Brainspotting:BSP)

 EMDRから発展した心理療法のひとつです。記憶と身体は繋がっており、BSPでは一定の手続きに沿って特定の位置に視線を置くことによりトラウマ記憶を再処理していきます。トラウマの中には、記憶が定かではないものや、胸の痛み、頭痛、苦しさなどの身体感覚のみが残っている場合があります。そのようなトラウマに対してもケアできるところはBSPの効果的な点のひとつです。

[3] ボディ・コネクトセラピー(Body Connect Therapy:BCT)

 安心・安全の感覚が体感できないような重たいトラウマを抱えている方はたくさんいますBCTは、安心・安全の感覚に深く関わる愛着の理論に基づいた治療法です。リソースに繋げ、安全にゆっくりとトラウマの処理を行います。

 

【相談内容】

〇 トラウマケア

ご本人やご家族の様々な困りごとや症状に対して、EMDRを中心にしたカウンセリングによってトラウマの観点からケアを行います。

トラウマケアの専門のトレーニングを受けた経験豊かな臨床心理士が担当し、必要に応じて訪問カウンセリングも行います。

 

〇 ひきこもり相談

不登校・ひきこもりの相談を行います。

長期不登校・ひきこもり事例では、第三者の介入が有効です。個別相談の他、長期ひきこもり事例に特化した「家族支援プログラム」を提供します。ひきこもり問題に不可欠な知識の習得とコミュニケーションスキルの習得により、不登校・ひきこもり状態にあるご本人との円滑な関係構築を図ります。

 

【費用】

○ カウンセリング

  50分:7,000円/1回

  80分:10,000円/1回

 

○ 訪問カウンセリング

  14,000円/1回

 

○ ビデオカウンセリング

  50分:10,000円/1回

  80分:13,000円/1回

 

○ 家族支援プログラム ※2018年9月より開始予定

  初級(1〜4モジュール):20000円

  中級(5〜8モジュール):20000円

  上級(9〜12モジュール):20000円

 

【ビデオカウンセリングの利用の流れ】

(1)「NPO法人メンタルコミュニケーションリサーチホームページの申し込み欄」又は「メール」又は

  「電話」にて申し込みをする。

(2) MCR事務局よりビデオカウンセリング日時調整の連絡が「メール」又は「電話」で届く。希望日をご返信頂く。

(3)「カウンセリングの予約日」と「開始時間」と「カウンセリング会議室番号」と「同意書」が

  事務局から「メール」又は「電話」で届く。

(4) Zoomをインストールし、アイコンをダウンロードしておく。テスト通話を家族・知人と行う。

(5) ビデオカウンセリングの予約日の開始時間丁度に「カウンセリング会議室番号」にアクセスする。

(6) ビデオカウンセリングの開始。

ビデオカウンセリングのアプリについて】

ビデオカウンセリングには、「Zoom(ズーム)」というアプリ(ソフトウェア)を利用します。Zoomはアメリカで生まれたビデオ通話システムで、通話環境に安定性のあるアプリです。事前に設定が必要ですが、非常に簡単に設定できますので、ぜひご自身でお試しください。

* 接続方法の案内は、同意書と一緒にお送りします。

*「ZOOM(ズーム)」は無料でご使用頂けて通話料も無料ですが、インターネットに接続するための料金などは、ご利用者の負担となります。

                                                        (協力:日本カウンセリングサービス) 

 

【臨床心理士(カウンセラー) 紹介】

〇 森 美栄子(Mori Mieko)

・臨床心理士、EMDR臨床家資格

・精神科医療、不登校ひきこもり支援、トラウマケアを専門とする。

・精神科病院に13年間従事。心理療法、心理検査を中心に、リワークプログラムの立ち上げに携わる。

・NPO法人メンタルコミュニケーションリサーチ 理事、日本SCT学会 理事。

・日本EMDR学会 EMDR Part2トレーニング 修了、自我状態療法 Season2トレーニング 修了、Brainspotting Phase2 トレーニング 修了、EEG BIOFEEDBACK Comprehensive Training Course “Neurofeedback in a Clinical Practice” 修了、Body Connect Therapy Training Course(Core Skills) 修了。

【アクセス・お問合せ】

NPO法人メンタルコミュニケーションリサーチ カウンセリングオフィス connect

所在地:〒136-0071 東京都江東区亀戸5-4-6 亀戸ダイヤモンドマンション 103 (JR亀戸駅北口 徒歩1分)

📞   03-5875-2478

📠 020-4664-1318

 

メールでのお申込みはこちらの「申込み・問合せ」フォームにて受け付けております。

 

トラウマセラピー・ひきこもり相談専門オフィスconnectのパンフレットのダウンロードはこちらから無料でダウンロードできます(PDFファイル)。ご自由にご利用、ご配布ください。

 

2017年4月12日設立